WA0014:リフレクション
updated : September 24, 2009
9月24日(木)
12日・19日のワークショップをふり返るって、市川さんとしては、二つの発見があったらしい。
ひとつ目の発見は、物語ることを活動の主軸にすえることがむずかしくはないということ。じつは確信のもてないままワークショップ本番を迎えていたのだが、子どもも大人も自由に物語をつくっていた現実を前にして、おどろいたというか...。
自由に物語をつくることができた理由のひとつは、その活動をサポートする「フィールドノート」というツールが効いていたにちがいない。あとは写真というメディアが、自分がいた場所を思い返し、空想する窓のような役割を果たしていたのかもしれない。
それからもうひとつの理由は、街のなかで、街の話を聞くことをプログラムに入れたことが大きいだろう。鋳物工場のアレコレを話してくれた吉川さん、鋳物にまつわる狐話を話してくれた五十嵐さん。二人の物語りに触発されたのは明らかで、19日に参加した小学生の女の子は五十嵐さんから聞いた話を、迎えにきたお母さんに聞かせていたくらいだ。
この街の人による物語りの効果が、市川さんの二つ目の発見だった。
物語というものが、コミュニティに語りつがれることによって成り立つ網の目のようなものだと考えると、そういった活動を組み込んだことは意味深く思っていたようだった。
今回のワークショップは、妖怪という観点をもって街を見て歩き、気になった場所で写真を撮り、人の物語を聞き、さらなる街の物語をつくるという、味わいのあるものになったと思う。くり返しやっていくと、またちがった顔が覗かせそうだ。
Category : WA0014:妖怪採集 / 実施案













